浮気調査で証拠をつかんでも逆切れで逃げる夫がいる!
あおしぐれ探偵事務所の太田です。
今日は[浮気調査で逆切れした夫!不倫の罪など金を払えばいいんだろ]
これが本当に多い。浮気に気付くのが遅れたりするとさらに多いです。
Twitterでも呟きましたが
不倫がバレても開き直り謝らない人は不倫相手と別れない約束があるか、経済的理由で自分が有利な立場と思っているかのどちらかだ。
本当にこれです。
思い当たる調査はいくつかありますが、完璧な泣き寝入りになった浮気調査について少し書いていきます。
※個人が特定できる内容は変えて再構築した半ノンフィクションです。この話はこれから浮気の証拠を集めて慰謝料請求を考えている人に向けて書いています。
依頼者様30代で専業主婦、お子さんが1人いて幼稚園
依頼内容は
旦那が浮気をしてると思う。週末は帰らないこともあるがそれは出張と言われている。しかし手帳を見たら出張の日は休みと書いてあった。
普通の平日も深夜帰宅も多く、残業と言っているが、その時も女にあってるのではないか?
確かに出張の多い仕事だが、飛行機のチケットを確認したら、いつも飛行機に乗る前日に家を出ている。
その空白の1日は浮気に違いない。
浮気していたら相手に慰謝料請求、経済的に不安なので離婚はしない。
という内容でした。
まず、調査をするにあたり怪しいと思われる金曜日、朝からその夫(以下対象者と記載)が出勤をするのを確認する。
3000人以上の従業員がいる会社なので、朝に特徴を掴まないと夜暗くなって会社から出てくる対象者を捕えるのは難しいからだ。
朝は無事に対象者の出勤確認を終え、終業時間までは待機。
そして終業時間、雨が降り出した・・・・・そして2時間たっても出てこない。残業が多いと言っていたのは本当らしい。
時刻は22時を過ぎたあたり、対象者が出てきた。数十人の従業員と一緒だが、会話もなく仕事仲間ではない様子だった。小雨で傘をさしてない。
しかし、最初の信号で女と2人っきりになった。歩く速度を極端に遅くして、他の社員が先にいかせているような動きだ。
暗く、細い道でその女性社員と完全に2人っきりなった対象者だったが特に何もしない。
『当てが外れたのか・・・・たまたま女性社員と一緒になっただけか?この女性は浮気相手ではない・・・・?』など考えが巡る。だが対象者は傘を出しその女性と相合傘をした。
『あっこの女性で確定か?』
それで駅まで尾行したが、その日は普通に駅で別れてしまった。しかしこの女性が浮気相手の確率が高いためそのまま女性を尾行、女性宅判明で調査終了。
次の調査はいよいよ本命の空白の1日。
出張に行くと言って出かける対象者を朝から尾行。トランクケースをガラガラ引いて駅まで行く。
対象者は本来なら、羽田空港に行く予定である。
しかし、対象者は都内の某駅で電車を降りる。
前回の調査で判明した女性社員の自宅最寄り駅だ。
『はい。確定』こうなると調査は5割終了気分で、あとは浮気の証拠を撮るだけ。
その日はご飯食べに行く程度のデートだけで、女性宅に対象者は泊まった。これで朝の出を撮れば浮気の証拠が1回・・・・でも自宅だとホテルより弱い。
なのでこれをあと3回撮ってこの調査は終了した。
浮気の証拠を突きつけて相手にも慰謝料請求
後日、報告書を依頼者さんに渡し、弁護士の紹介をした。ここで探偵業務は終了。あとは依頼者さんに良い結果になるのを祈るのみ。
依頼者さんはまず、相手に慰謝料請求の内容証明を送った。浮気の証拠があるのを旦那に言わずにまず相手を攻撃する。
これで、浮気相手が反省して別れてくれるなら、話が早い。しかしそうはならなかった。
慰謝料請求の内容証明が来たと同時に浮気相手の女性は対象者に連絡をした。
激怒する夫・・・依頼者さんはこの時あまりにも激怒、逆切れ、モラハラを繰り返す夫に恐怖を感じ何も言えなくなった。
モラハラ夫は浮気を反省しないで逆に条件を出してきた
毎日のように繰り返される、モラハラ、逆切れの攻撃を受けて依頼者さんは心が壊れそうだった。
弁護士とは別に、こちらもカウンセリングを行う。普段はカウンセリングはサービス内容にないのだが、こういった場合は別、なんていうか小さな正義感がある。
何日かたったある日、依頼者さんから連絡があった。
こんな条件を出されたと・・
「慰謝料請求は取り下げろ、今後おれの浮気相手には一切の接触をするな、おれも慰謝料は一切払わない、それをのめば離婚はしない」
何を言い出すかと思えば、なんて身勝手な要求、しかも有責配偶者のくせに条件をのまなければ離婚するなんて本当にこの夫は・・・人道、倫理、道徳、美徳から外れまくってる。人でなしだ。
しかし、依頼者さんの口からでたのは
「私、その条件を承諾します。これ以上は耐えれません」
私は「絶対にダメ」と言いかけましたが、言いませんでした。その判断をするまでにどれ程苦しめられたのか想像を絶する痛みに耐えかねて、泣き寝入りを選んだのだから・・・・・
「そうですか、弁護士ともよく相談して決めてくださいね」
これが依頼者さんとの最後の会話でした。
ここでこのお話しは終わりです。
いかがですか?かなり後味の悪い話をしました。
しかし、こういう夫がいるのも事実ですし、少なくありません。この話を通じて、逆切れ、モラハラで浮気の罪から逃げようとされたらどうするか、覚悟を決めておくだけでも結果は違うと思います。
浮気の証拠を突きつけなければ浮気夫の正体は分からないんです。浮気なんてしない・・・そう思ってた人だから結婚した。でも結果は浮気をした。この時点であなたが知っている夫でないという事です。
もう、自分の都合の良い方向で浮気夫の事を考えないことが賢明です。
では、またのブログで(^-^)
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※下記の内容をコピペしていただくと便利です。
※ご相談だけの場合はお答えしなくても大丈夫です。
●調査のジャンル(浮気調査など)
●調査開始場所の地域(町名までで大丈夫です)
●調査開始場所の出入り口の数(対象者が利用しないものは数えない)
●証拠は何回必要か(相談してから決めたい場合は1回としてください)
●対象者の移動手段(徒歩、電車、車、バイク、自転車など)
●およその調査時間(開始時間~終了時間)
●対象者の警戒度(あなたが浮気を疑っていることを知っているかなど)
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